心に響く遺言書

『心に響く遺言書』
学研パブリッシング刊
中山広仁 著
2010年12月17日発売
全国書店にて好評発売中!

円満遺産分割の仕方

円満に遺産分割を終えるには心得があります。


各相続人がこの心得を理解し、実践する時、遺産分割は円満に実行され、その後も家族関係も良好なまま維持されるものとなります。


1 まず他の相続人の意見を聞く
2 実質的意味の平等を探る
3 意に反する意見が出ても冷静に考える
4 配偶者の意見は入れない
5 急ぎすぎない


1 まず他の相続人の意見を聞く
自分の意見ばかりを言っていると他の相続人は「自分の意見も聞いてくれるのだろうか?」と疑念を抱くことになります。まずは、自分の気持ちを抑え、他の相続人の意見を聞いて聞く耳を持っていることを姿勢で示す必要があります。

2 実質的意味の平等を探る
常に相続人全員の平等を考えれば、いずれ妥協点は見えてくると思います。みながみなを思いやる心が大事だということです。そして、ここでの想いやりは、「いままで親の面倒を見てくれてきたから兄に少し多い財産相続を認めよう」とか「自分は父が生前、兄弟で1人大学まで出してもらったから、他の相続人より少なくても良い」等の気持ちが芽生えてきます。

3 意に反する意見が出ても冷静に考える
協議をしていると自分の意に反する意見が出てくることもあります。
でも、そんな時こそ冷静さが必要です。これまで冷静に行われてきた協議も自分の意に反する意見のために、急に憤慨したりなどすると場が壊れ修正がきかない場合なども出てくるからです。こんな時こそ冷静さが肝要です。

4 配偶者の意見は入れない
各相続人の配偶者は、相続人ではありません。いわば第三者です。遺産分割協議に限らず、第三者が話しに加わることで、話がややこしくなったりします。話し合いの基本は、利益、権利を持った当事者のみで話し合うことです。

5 急ぎすぎない
急いで話をまとめようとすると、他の相続人にとって強引に捉えられる可能性があります。そのように捉えられるとそこから意思の対立が始まります。当人がそのつもりがなくても他の相続人にはそのように映るということです。誤解を受けないよう気をつける必要がります。

以上が協議を進めるうえで気をつけなければならない心得です。

これらを円満に進めるうえで“法規上どうなっているか”など必要不可欠な法知識、または、“具体的な分割方法”などの実務能力等の見解が必要な場面に行きつく場合があります。
このようなときには専門家をうまく活用して円満遺産分割を実現してください。




代表取締役 行政書士 中山広仁
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行政書士 中山広仁
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